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出っ歯のマウスピース型矯正を検討中の方へ|適応の判断基準と治療の特徴

2026/5/29

出っ歯のマウスピース型矯正を検討中の方へ|適応の判断基準と治療の特徴

「出っ歯をマウスピースで治したいけれど、失敗して後悔したくない…」と悩んでいませんか?
透明で目立ちにくいマウスピース型矯正は多くの方に選ばれていますが、歯並びや骨格の状態によっては、ワイヤー矯正が適しているケースもあります。
この記事では、出っ歯をマウスピース型矯正で改善できるかどうかの判断基準や、医院選びのポイント、当院におけるデジタル技術を活用した治療について解説します。


出っ歯をマウスピースで治せる?適応の判断基準

出っ歯(上顎前突)の治療において、マウスピース型矯正が適応できるかどうかは、歯の移動量や根本的な原因によって異なります。

マウスピース型矯正が適応しやすいケース

軽度から中等度の出っ歯で、主に歯の傾きを整えることで改善が見込める場合は、マウスピース型矯正で対応できることが一般的です。歯を移動させるためのわずかなスペースを確保し、前歯を後ろに下げられるような状態であれば、マウスピース型矯正のメリットを活かしやすい症例といえます。

ワイヤー矯正が必要になる可能性が高いケース

大きく歯を動かす必要がある場合や、抜歯を伴う大幅なスペース確保が必要なケースでは、ワイヤー矯正が推奨されることがあります。また、歯の傾きではなく「骨格的な問題」が原因となっている重度の出っ歯の場合は、マウスピース型矯正のみでは対応が難しく、外科的な処置を併用、あるいはワイヤー矯正との併用を検討する必要があります。


医院選びのポイント

矯正治療で失敗を防ぐためには、事前の正確な診断と、信頼できる医院選びが非常に重要です。

適切な診断と治療計画の提案

すべての症例を無理にマウスピースのみで治療しようとするのではなく、マウスピース型矯正で対応できる範囲と、他の治療法が必要な範囲を適切に診断し、患者さんの状態に合わせた適切な選択肢を提案してくれる医院を選ぶことが大切です。

丁寧な対話とコミュニケーション

過去の治療で不安を抱えている方でも、十分な対話時間を確保してくれる医院であれば、疑問を解消しながら治療を進めやすくなります。スタッフが患者さんと誠実に向き合い、インフォームド・コンセント(説明と同意)を徹底している医院は、納得感のある治療が期待できます。

デジタル技術の活用

近年では、口腔内スキャナーや3Dシミュレーションなど、治療の精度を高めるデジタル技術が普及しています。当院では、これらの機材を活かし、患者さんの負担を軽減しながら、視覚的にも理解しやすい医療を提供できるよう努めています。


当院のマウスピース型矯正の特徴

当院では、デジタル技術を駆使した矯正システムを採用し、患者さん一人ひとりに合わせた治療計画を立案します。

デジタル技術による精密な計画

口腔内スキャナーで得たデータを基に、歯科医師が詳細な治療計画を作成します。治療のステップごとに、目標とする歯並びに向けた歯の動きを画像や動画で確認しながら進めることができます。

治療をサポートするオプション装置

装着時間を守り、計画的に治療を進めていただくためのサポートとして、当院では「光加速装置(近赤外線を利用した装置)」をご提案する場合があります。近赤外線の光を照射することで細胞の活性化を促し、治療中の違和感の軽減や治療を円滑に進めるためのサポートを行います(※効果には個人差があります)。なお、治療後には後戻りを防ぐためのリテーナー(保定装置)の使用が必須となります。


自由診療について(費用・期間・リスクの目安)

マウスピース型矯正は保険適用外の自由診療となります。

  • 標準的な費用(税込)
    • 精密検査料:55,000円
    • 治療費:300,000円〜1,000,000円程度(症例により異なります)
  • 通常必要とされる治療期間・回数の目安
    • 期間:約1年〜2年程度
    • 回数:約12回〜24回(保定期間を除く)
  • 主なリスク・副作用
    • 決められた装着時間(1日20〜22時間以上)を厳守する必要があります。守られない場合、計画通りに歯が動かない、または治療期間が延長する可能性があります。
    • 治療開始直後やマウスピースを交換した直後は、痛みや違和感が生じることがあります。
    • 矯正治療に伴い、歯根吸収(歯の根が短くなる)や歯肉退縮(歯茎が下がる)が起こるリスクがあります。
    • 矯正治療中は装置の周囲に汚れが溜まりやすく、むし歯や歯周病のリスクが高まるため、入念なセルフケアと定期検診が必要です。
    • 治療後は、整った歯並びを維持するためにリテーナー(保定装置)の装着が必要です。装着を怠ると「後戻り」が生じるリスクがあります。

まとめ:納得のいく矯正治療のために

出っ歯のマウスピース型矯正で後悔しないためには、ご自身の症例が適応するかどうかを正しく診断してもらうことが第一歩です。

また、国民生活センターでも注意喚起されているように、美容・審美目的の治療を検討される際は、総額費用や治療期間、万が一の際の解約条件などを事前にしっかりと確認することが重要です。まずは、ご自身の悩みや希望を相談できる歯科医院へ足を運んでみましょう。


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未承認医薬品等に関する注意事項

本治療(マウスピース型矯正装置「Sure Smile」および「光加速装置」)には、国内の医薬品医療機器等法(薬機法)において未承認の医療機器が含まれる場合があります。

  1. 未承認医薬品等であること:当院で使用するマウスピース型矯正装置(アライナー)の一部および光加速装置は、薬機法上の承認を得ていない未承認医療機器です。
  2. 入手経路等:当院では、各システムの国内提供会社等を通じて歯科医師が個人輸入等の手続きを行い、適正に入手しています。
  3. 国内の承認医薬品等の有無:国内においてもマウスピース型矯正装置として薬機法承認済みのものは存在しますが、当院が採用しているシステムは、デジタル設計の自由度や当院の治療方針に合致する特徴を持つため、歯科医師の責任のもと採用しています。
  4. 諸外国における安全性等に係る情報:FDA(米国食品医薬品局)等の承認を得ているシステムですが、国内では承認されていないため、重大な副作用が生じた場合の「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となる可能性があります。

参考リンク

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