設備紹介 Facility

高圧蒸気滅菌器クラスB オートクレーブとは、真空の状態と蒸気で高圧力をかけた状態を自動で何度も繰り返すことで、すべての細菌やウイルスを死滅させる滅菌器です。
治療に使用するミラーやピンセット等の滅菌に使用いたします。感染が恐れられている細菌は機械を通すと死滅し、感染リスクはゼロになります。

クラスBは、小型高圧蒸気滅菌器のヨーロッパ基準（prEN13060）で「あらゆる種類の被滅菌物を安全に滅菌することができる」とされています。

すべての治療において5倍速ハンドピース（歯の削る機器）を使用しています。低速回転ですが、回す力が大きいため、治療時間の短縮につながります。また、振動が少なくブレが少ないので、あの嫌な「キーン」という音が少なく、患者様の不快なストレスを軽減します。

高圧蒸気重力置換によりハンドピース（歯の削る機器）の内部までしっかり減菌します。減菌が完了すると使用した水は毎回排水されます。

超微細な炭酸カルシウムのパウダーと水を圧搾空気で霧状に拭きつけ、細部の汚れたヤニや着色等を強力に除去する画期的な歯面清掃法です。短時間でミクロの細菌や汚れを除去することができます。

歯を削る際に空気中に飛散する飛沫を吸引するために口腔外バキュームを使用しています。歯を削った際に出る飛沫はバキュームすることで飛散を防ぎ、快適でクリーンな診療スペースをつくります。

口腔内スキャナーは、光学スキャンニングを行うことで、精密で正確な型取りができます。歯の形態をそのままデジタルデータ化することで、従来の粘土素材を使った型取りに比べると快適に精度の高い矯正装置や被せ物を制作することが可能になります。光学スキャンニングは、レントゲン撮影とは異なり、放射線被曝はありません。

当院では、矯正治療の診断に、レントゲン検査・CT検査・セファロ写真によるデジタルデータも取り入れて治療方針を決定しております。歯科用CTは、医科用CTに比べて被曝量が少なく、撮影にかかる時間を短くでき、患者様の負担と費用が抑えられます。CTは、レントゲンよりもはるかに多くの情報を得ることができます。
セファロ写真は、3Dによる鮮明な画像で、口腔内の歯列不正が詳しく明らかになります。
インプラント治療や根管治療、歯の移植治療、矯正治療といった精密な治療が必要な場合は、CTやセファロ写真により、初期診断のスピードが速くなり円滑な治療が可能になります。

当院では、治療内容にモニターを使い、実際の治療状況やアニメーションなどをご覧いただき、視覚的にわかりやすくご説明いたします。患者様自身の口腔内の状態を明瞭に確認していただくことで、効果的な診断や治療法の説明が可能になります。「納得」していただくことにより「安心」して治療に専念していただけます。

「メディカルライトエアー」は、クリニックでもあまり設置されていない最新の医療機関向け空気清浄化装置です。治療中に発生する目に見えない物質や外部から持ち込まれた様々な浮遊する有害物質を光触媒で分解し、空気を浄化します。