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子供が虫歯と言われたら?進行度別の治療内容や通院の目安を解説

2026/6/11

子供が虫歯と言われたら?進行度別の治療内容や通院の目安を解説

子供の歯科検診で「虫歯」と言われたら

お子様の歯科検診や受診で「虫歯があります」と言われると、「具体的にどんな治療をするのだろう」「痛い思いをしないかな」と不安に感じる保護者の方も多いのではないでしょうか。

歯科医院で耳にする「削る」「神経を抜く」「銀歯にする」といった言葉は、虫歯の進行度によって意味合いが異なります。
この記事では、虫歯の進行度ごとの一般的な治療内容や、乳歯における治療の必要性、通院回数の目安についてわかりやすく解説します。

虫歯の進行度(C0〜C4)と一般的な治療の流れ

虫歯は、進行度合いによって「C0」から「C4」までの5段階に分けられます。それぞれの状態と、一般的に行われる治療内容の目安をご紹介します。

C0(初期の虫歯)

歯の表面が白濁している状態です。痛みなどの自覚症状はほとんどありません。
主な治療内容:この段階であれば、歯を削ることは少なく、適切なブラッシングやフッ素塗布によって歯の再石灰化(修復)を促す経過観察となることが一般的です。

C1(エナメル質の虫歯)

歯の表面(エナメル質)に虫歯ができ、黒ずみなどが見られる状態です。まだ痛みは感じにくいとされています。
主な治療内容:虫歯の部分だけを少し削り、白い樹脂(レジン)を詰めて修復することが多いです。1回の治療で終わることが一般的です。

C2(象牙質の虫歯)

虫歯がエナメル質の内側にある「象牙質」まで進行した状態です。冷たいものや甘いものがしみるようになります。
主な治療内容:虫歯に感染した部分を削り取ります。削る範囲が広い場合は、型取りをして詰め物(銀歯や樹脂など)を作成し、後日セットする流れになります。

C3(神経に達した虫歯)

虫歯が歯の神経(歯髄)まで達した状態です。何もしていなくても激しい痛みが生じることがあります。
主な治療内容:いわゆる「神経を抜く」治療(根管治療)が必要になります。神経を取り除いて根の中をきれいに消毒し、薬を詰めた後に被せ物をします。治療には複数回の通院が必要です。

C4(末期の虫歯)

歯の上の部分が溶けてなくなり、根だけが残った状態です。神経が死んで一時的に痛みが消えることもありますが、根の先に膿がたまることがあります。
主な治療内容:歯を残すことが難しいため、「抜歯」となる可能性が高くなります。

乳歯でも「削る・神経を抜く」本格的な治療は必要?

「乳歯はどうせ生え変わるから、本格的な治療はしなくても良いのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、乳歯の虫歯を放置すると、以下のような悪影響を及ぼす可能性があります。

  • 次に生えてくる永久歯の質が弱くなる
  • 永久歯の生えるスペースが狭くなり、歯並びに影響する
  • 痛みが原因で、よく噛んで食事ができなくなる

そのため、乳歯であっても進行度によっては、削ったり神経の処置をしたりする本格的な治療が必要とされています。

小児歯科では、無理に治療を進めることはせず、まずは歯科医院の雰囲気に慣れるトレーニングから始めます。

実際の治療では、表面麻酔の使用や麻酔液の保温、極細の針を採用するなど、可能な限り痛みを抑える工夫を行っておりますので、痛みに敏感なお子様もご相談ください。

お子様が理解できる場合は丁寧に説明を行い、スタッフと連携して「治療の成功体験」を積めるようサポートする歯科医院も多くあります。

治療回数と通院スケジュールの目安

お子様の虫歯治療にかかる回数の目安は、進行度によって大きく異なります。

  • 初期〜中度の虫歯(C1〜C2):1〜3回程度。型取りが必要な場合は、詰め物が完成するまで数日〜1週間程度空けて再度受診します。
  • 神経の治療が必要な虫歯(C3):根の中の消毒を繰り返すため、一般的に4〜5回以上の通院が必要となります。ただし、お子様の歯の根の状態や治療への協力度合いによって、回数が前後する場合があります。

※上記はあくまで目安であり、お子様のお口の状態や治療への協力度合いによって期間は変動します。

自由診療について(費用・リスク・期間の目安)

虫歯治療の詰め物や被せ物において、より見た目が自然なセラミックなどの素材を選ぶ場合は保険適用外の自由診療となります。

  • 費用の目安:1本あたり約40,000円〜150,000円程度(素材や歯科医院により異なります)
  • 標準的な治療期間・回数:期間 約2週間〜1ヶ月程度 / 回数 2〜3回(型取りからセットまで)
  • 主なリスク・副作用:強い衝撃が加わると割れたり欠けたりする可能性があります。また、歯を削る量が保険診療の金属に比べて多くなる場合があります。

まとめ

虫歯は初期段階(C0)であれば削らずに改善できる可能性がありますが、進行してしまうと「削る」「神経を抜く」といった負担の大きい治療が必要になります。
乳歯の虫歯も永久歯に影響を与えるため、放置せずにしっかりと治療することが大切です。

なお、本記事の内容は一般的な情報提供であり、実際の診断や治療方針、通院回数は歯科医師の判断によります。お子様の歯に気になる症状がある場合は、早めに当院へご相談ください。

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参考リンク

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