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乳歯の虫歯治療で「銀歯」と言われたら?白い素材への変更や費用の目安を解説

2026/7/1

乳歯の虫歯治療で「銀歯」と言われたら?白い素材への変更や費用の目安を解説

お子さんの虫歯治療で、歯科医師から「ここは銀歯になります」と言われ、驚いたり戸惑ったりした経験はありませんか?「できれば目立たない白い素材にしてあげたい」と考える親御さんは少なくありません。

乳歯の治療においては、虫歯の進行度合いによって使用できる素材が異なります。この記事では、一般的な乳歯の虫歯治療で使われる「銀歯」と「白い素材」の種類や特徴、保険適用と自由診療の違いについて解説します。

乳歯の虫歯治療で使われる主な素材と特徴

乳歯は永久歯と比べてエナメル質が薄く、虫歯が進行しやすいという特徴があります。そのため、進行度に合わせて適切な素材を選ぶことが大切とされています。

1. コンポジットレジン(白い詰め物)

初期から中程度の虫歯治療でよく用いられる、白いプラスチック製の素材です。一般的には保険適用となります。

  • メリット:歯の色に近いため目立ちにくく、金属アレルギーの心配がないとされています。また、歯を削る量を比較的少なく抑えやすいのが特徴です。
  • デメリット:強い力がかかると割れたり欠けたりするリスクがあり、広範囲の虫歯には適さない場合があります。経年により変色することがあります。

2. ステンレスクラウン(銀歯)

虫歯が大きく進行し、神経の治療を行った後などに被せる銀色の金属冠です。こちらも一般的に保険適用で治療が可能です。

  • メリット:金属製のため耐久性が高く、割れる心配が少ないとされています。広範囲の虫歯でも歯全体をしっかりと覆うことができます。
  • デメリット:見た目が銀色で目立ちやすい点が挙げられます。

3. 小児用の白いクラウン(ジルコニアなど)

広範囲の虫歯であっても、銀歯ではなく白くて丈夫な被せ物(ジルコニアクラウンなど)を使用できる場合があります。こちらは保険適用外(自由診療)となります。

  • メリット:天然の歯に近い白さで目立ちにくく、汚れがつきにくいとされています。耐久性も高い素材です。
  • デメリット:保険が適用されないため、費用が全額自己負担となります。

4. 乳歯へのCAD/CAM冠(ハイブリッドレジン)【条件付き保険適用】

2026年6月の診療報酬改定により、生まれつき永久歯がない「後継永久歯が先天的に欠如している乳歯」に限り、プラスチックとセラミックを混ぜ合わせた白い被せ物(CAD/CAM冠)が保険適用の対象となりました。これにより、特定の条件下では費用を抑えて白い被せ物治療を行うことが可能です。

保険適用と自由診療の違い

日本の健康保険制度では、「噛む機能の回復」を目的とした基本的な治療には保険が適用されます。そのため、コンポジットレジンやステンレスクラウン(銀歯)は、自己負担を抑えて治療を受けることが可能です。

一方で、見た目の美しさや、より特殊な素材を求める場合は原則として「自由診療」となり、費用が全額自己負担となります(※ただし、前述の通り後継永久歯が先天的に欠如している乳歯へのCAD/CAM冠など、一部例外的に保険が適用されるケースもあります)。

自由診療について(費用・リスク・治療期間等の目安)

小児用の白いクラウン(ジルコニアなど)は保険適用外の自由診療となります。

  • 費用の目安:1本あたり30,000円〜80,000円程度(内容や症例により異なります。※当院の具体的な自費診療の料金表は[セラミック治療ページ]をご確認ください)
  • 治療期間・回数の目安:約2週間〜1ヶ月/通院回数 2〜3回程度(※症例により異なります)
  • 主なリスク・副作用:強い衝撃で割れる・欠ける可能性があります。また、治療箇所に違和感を覚える場合があります。

お子さんの治療で大切にしたい考え方

「銀歯か白い素材か」という選択も重要ですが、小児歯科においては、お子さん自身が安心して治療を受けられる環境づくりも大切です。

当院(横山歯科クリニック)の小児歯科では、無理やりな治療は行わず、お子さんの納得を最優先にした丁寧なトレーニングから始めます。過去の治療経験や性格を事前にしっかりと把握し、痛みの少ない治療(表面麻酔、極細針、保温器の使用など)や個室診療、アニメ上映やシールの配布などを通じて、無理のないペースで「成功体験を積ませる」ことを重視しています。お子さんが歯医者に対して恐怖心を抱かないよう、対話を大切にした治療方針をご提案いたします。

詳しくはこちら:子どもの虫歯治療(小児歯科)|横山歯科クリニック

まとめ

乳歯の虫歯治療では、進行状況によって「白いレジン(詰め物)」で対応できる場合と、「銀歯(ステンレスクラウン)」が必要になる場合があります。見た目を重視して「白いクラウン(ジルコニアなど)」を選ぶことも可能ですが、原則として自由診療となるため、費用や特徴をよく理解した上で検討することが大切です。また、生まれつき永久歯がない乳歯のケースでは、保険適用で白い被せ物(CAD/CAM冠)にできる場合もあるため、事前によく歯科医師と相談しましょう。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。実際の診断や治療方針、保険適用の可否については、個人差や虫歯の状態によって異なります。詳しい治療内容や選択肢については、医療機関にて直接ご相談ください。

参考リンク

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